H-2Bロケット3号機 打ち上げ編
9月13日00時50分(JST)にISSから分離、いよいよ14日14時24分に大気圏に再突入する宇宙ステーション補給機「こうのとり3号機」(HTV3)。7月、その打ち上げに立ち会う機会に恵まれました^^ 今回は先月に引き続き、種子島宇宙センターでのHTV3打ち上げの特集「機体移動編」の続編として「打ち上げ編」です^^

▲2012年07月21日11時06分21秒(X+3秒) H-2Bロケット3号機 種子島宇宙センター竹先展望台より

▲種子島のいたる箇所に設置されている「打ち上げ予告案内」。打ち上げ前になると「予定日時」に数字が入れられる。写真は、西之表市の鹿児島県熊毛支庁舎前の告知板。

▲今回打ち上げを見学した場所は、種子島宇宙センター内にある竹崎展望台。JAXA×テレビ東京のTweetup企画で打ち上げ見学をしたためこの場所で見ることができた。本来打ち上げ時は、主に報道関係者などにしか開放されない場所である。

▲打ち上げ時は射場周囲の半径3km範囲が立ち入り禁止となる(赤い円の範囲)。このため、ロケット打ち上げ時の代表的な見学場所は、射場からの距離がかなりある(青色のポイント)。竹崎展望台が相対的にいかに近いかがわかる。

▲竹崎展望台の前に集結したテレビ局の中継車両。左から鹿児島読売テレビ(日本テレビ系列)、南日本放送(TBS系列)、鹿児島テレビ放送(フジテレビ系列)、鹿児島放送(テレビ朝日系列)の車両である。

▲打ち上げが近くなると、竹崎展望台への入館はこの入館証が必要となる。

▲竹崎展望台に設置されているカウントダウンタイマー。このほかJAXAによる打ち上げ音声実況もスピーカーから放送される。
![]() | ![]() |

▲左から、JAXA立川理事長、古川内閣府特命担当大臣(宇宙政策)、神本文部科学省大臣政務官の座席が用意されている。前回HTV2の打ち上げ後記者会見では文部科学大臣が参加したが、今回は宇宙政策担当大臣に代わっている。またH-2Bロケットの打ち上げでは今回初めて、NASAの担当者が記者会見に参加していない。

▲今回の打ち上げに用意した機材は6台。約800mm(35mm判換算)の望遠レンズを装着した一眼レフ、光学40倍が可能なHDビデオカメラ、リニアPCMレコーダー、広角の動画撮影用にコンパクトデジタルカメラ、打ち上げ実況傍受用レシーバー、レシーバーの音声を録音するための機材の6台w 三脚も大小3つ用意した。 が、機材の不調で録音系を断念。さらに発射数分前からしっかり雨が降り始め、雨対策をきちんとしていなかったため一眼レフ以外を全て撤収するやや苦しい撮影となった^^;
打ち上げ
Launch
複数用意した機材の中唯一、一眼レフでの撮影はなんとか成功しましたので掲載します^^
![]() | ※「X時刻」とは? 打ち上げ時の写真を以下に掲載していますが、 「2012年07月21日10時58分58秒」という撮影時刻の横に(X-440秒)という秒数も一緒に記載しました。「X」というのはロケットの発射時刻。今回のH-2Bロケット3号機の発射時刻は2012年07月21日11時06分18秒なので、10時58分58秒は発射440秒前、ということになります。 このように、JAXAでは発射時刻を「X時刻」とし、発射管制や機体操作など、多くの発射準備をこの「X時刻」を基準に作業しています。 左の写真は、竹崎展望台内にある時計。「X時刻」を表示できる機能が備わっています。 |
2012年07月21日10時58分58秒(X-440秒)

▲蒸発した燃料を外部に放出する行程。第2段から煙が上がっている。
2012年07月21日11時05分36秒(X-42秒)

▲打ち上げ1分前から20秒前あたりがもっとも雨が強く、一時は3km先の射場を写しても霞んでしまい、AFではロケットにピントが合わない程度まで視程が悪化した。
2012年07月21日11時06分20秒(X+2秒)

▲見学場所から3000m離れた地点での打ち上げ。実際に見ていると、音に時差を感じる。
2012年07月21日11時06分21秒(X+3秒)

2012年07月21日11時06分22秒(X+4秒)

2012年07月21日11時06分22秒(X+4秒)

2012年07月21日11時06分22秒(X+4秒)

2012年07月21日11時06分24秒(X+6秒)

▲打ち上げで一番印象に残ったのは、この燃焼中の閃光の明るさ。望遠レンズを通して見ると、想像以上に眩しくて目を細めてしまうほどだった。肉眼で見ても、この閃光のおかげでロケットがどこにいるのか一目でわかる。
2012年07月21日11時06分24秒(X+6秒)

2012年07月21日11時06分26秒(X+8秒)

▲この直後、1,2秒後に雲の中へ...w 打ち上げから10秒足らずで見えなくなってしまいましたw
2012年07月21日11時07分28秒(X+70秒)

2012年07月21日11時08分10秒(X+112秒)

打ち上げは無事成功^^
スポンサーサイト
H-2Bロケット3号機 機体移動編
2012年07月21日11時06分(JST)、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機を載せたH-2Bロケット3号機は、種子島宇宙センターか打ち上げられ、7月27日には国際宇宙ステーションドッキング。8月6日には日本の実験棟「きぼう」用の曝露パレットが取り出され、「きぼう」船外プラットフォームに取り付けられました。
今回は、このHTV3の打ち上げに種子島宇宙センターで立ち会うことができたので、前日の機体移動を含め二部構成で記事にします^^
※本記事では、一部モバイル端末での文字化け防止のため「H-ⅡB」を「H-2B」という表記で統一しています。
「機体移動」とは
ロケットを組み立てる「ロケット組立棟」から射点までロケットを移動させる行程のこと。今回のH-2Bロケット3号機では種子島宇宙センターの「VAB(大型ロケット組立棟)」から「LP-2(吉信発射場第二射点)」までの区間、約400mを30分かけて移動する。

▲19時34分、大型ロケット組立棟(VAB)の、奥側の扉から登場したH-2Bロケット3号機。左下のテントの様な形の建物は、大型ロケット発射管制棟、通称「ブロックハウス」。

▲ロケットを運搬している「大型ロケット移動発射台運搬台車」、通称「ドーリー」。発射台下部の緑色の車両がその「ドーリー」である。車体は常にVABの方向を向いているため、射点への移動はバック走行ということになる。
![]() | 種子島宇宙センター、大崎第一事務所の展示格納庫内に置かれているドーリーのタイヤ。 H-2Aロケットでは移動発射台とロケット本体の合計重量は約1000tであったが、H-2Bの場合は1400tもの重さがある。このため―ドーリーにも改良が加えられている。 ドーリーは一台あたり4個のタイヤが14列並べて配置されており、総計56個のタイヤで走行する。機体移動時は2台のドーリーで運搬するため、H-2Bの機体移動で1つのタイヤにかかる重量は約12.5t。 タイヤはフォークリフトのタイヤでも使用されるウレタン製のソリッドタイヤで、実際に触ってみると非常に硬いことが分かる。タイヤの自重は1個350kg、価格は200万円する。 |

▲移動するロケットを追跡撮影し、時間ごとに並べてみた^^ 今回は報道関係者が見学する場所で、ロケットとの距離は500mもない近い場所からの撮影なので、角度変化が大きく感じる。今回使用された大型移動発射台は第3移動発射台(ML3)かと思われる。
より大きな地図で H-2B F3 移動経路 を表示
▲今回の機体移動の経路。種子島宇宙センターで見られる機体移動の中で、H-2Bは、VABは第二整備組み立て棟を、射点はLP-2を用いるため、曲がる回数が最も多いルートを通る。全部て4回あったカーブポイントの内、最初と最後のカーブポイントを動画で撮影した。
▲動画1
地図上で青い印で示した区間の移動。生で見た時は、「ピコンピコン」という移動時の音がもう少し鮮明に聞こえたが、動画では虫の音にかき消されてあまり聞こえない(笑)
▲動画2
直線移動区間をEOS 7Dで撮影。地図上で示した黄色い区間。手前の球形のタンクと相対的に見るとかなり速い速度に感じるが、移動速度は時速2km程とされている。
▲動画3
射点(LP-2)への到着時の映像。地図上で示した紫色の区間。よく見ると射点到着の際は減速しているのが分かる。
前述の通り、今回機体移動を撮影した場所はロケットから500m足らず。恐らく打ち上げに携わるJAXA職員や重工メーカー職員以外が最もロケットの近くによることのできるギリギリの場所からの撮影となりました。
折角なので、射点に到着したH-2Bロケット3号機の詳細を見ていくことにします!
衛星フェアリング

▲川崎重工製の5S-H型フェアリング。今回、ISS(国際宇宙ステーション)とドッキングを果たした宇宙ステーション補給機HTV3(H-2 Transfer Vehicle)は、この白い先端部の中に搭載されている。
同フェアリングは川崎重工 岐阜工場(岐阜県各務原市)で設計・部品製造がおこなわれ、同社播磨工場(兵庫県播磨市)で組立、昨年(2011年)7月に完成の後、船舶輸送で種子島に輸送された。2012年7月1日に種子島宇宙センター衛星フェアリング組立棟にてHTV3をフェアリングに搭載。上の写真を撮影した翌日の7月21日11時06分18秒にH-2Bロケットは無事打ち上げられ、11時09分59秒にフェアリングは分離。フィリピン海上に落下し、現在は洋上を漂っているものと思われる。
![]() ▲5S-H型フェアリングの特徴の一つは、青丸で囲ったこの「大型アクセスドア」。フェアリングに衛星を格納した状態でも内部にアクセスできる。大きさは1m30cm。 写真下部3か所に写っているイボ状の膨らみは「バルジ」と呼ばれ、内部のHTVの突起がフェアリングに収まりきらないために設けられたもの。裏側のバルジを含め全5か所設置されている。 | ![]() ▲フェアリングがどこで分裂するかを明度を加工して示してみた^^ このような分裂方式を、二枚貝が開くように分かれることから「クラムシェル型」という。分離境界面に設置されたパイプを急膨張させることで、接合部分558本のボルトを引きちぎって分離する仕組みになっている。パイプの膨張は、パイプ内部で火薬を爆発させることによって引き起こす。 |
第2段機体/第1段機体

▲H-2Bロケット3号機の第2段機体、第1段機体。最上部の白い部分が衛星フェアリング、その下のオレンジ色・黒色の細い部分、黄色の中間部が第2段機体、JAXAや三菱重工のロゴが入っているオレンジ色の部分から最下部までが第1段機体である。
![]() ▲第2段機体にはHTVのロゴ、第1段機体の最上部にはIHI、NEC、川崎重工、JAXA、三菱重工、航空電子などのロゴが見える。第2段機体のHTVロゴは3号機のみならず、毎度のミッションで使用されているもの。 | ![]() ▲HTV3とH-2Bロケット双方が含まれているロゴ。H-2B F3(3号機)のロゴともとらえることができる。 |
SRB-A

▲SRB-Aとは、第一段機体下部4か所に取り付けられた補助ロケットブースター(写真の白い部分)のこと。本体は液体燃料を使用しているが、こちらは固体燃料を推進剤とし、ロケットの打ち上げ能力を補強するものである。H-2Bロケットでは第一段機体の周囲4か所に設置される。一般的にロケットは、衛星の軌道投入までの間にいくつもの部位を切り離すが、H-2BロケットにおけるSRB-Aは最初に切り離される部位である。

前回のH-2Bロケット2号機におけるSRB-Aの分離の際、第一ペア(4本のSRB-Aのうちの2本)分離時に、分離のタイミングが微妙にずれ、機体全体に回転がかかるというアクシデントが生じた。このため今回の3号機では「スラット」と呼ばれる接合部分の「FLSC-2ホルダ」という分離機構が設計変更されている。
スラットは上の写真では、SRB-Aからのびる支柱が下部で集中している黄色い部分、その黄色い部分と縦方向のつなぎ目が「スラット」である。つまり支柱はSRB-Aとともに落下する。
祝開業! 東京スカイツリータウン ~東京スカイツリー編~
「第二東京タワー」として計画され、「すみだタワー」、「東京スカイツリ―」と幾多にわたり名称が変遷してきた634mの電波塔、東京スカイツリ―。
先日5月22日に開業し、人工建造物としては世界第2位、自立式鉄塔としては世界第1位、電波塔としても世界第1位の建造物が東京都墨田区に誕生しました。
開業から5日後の5月27日に、第一展望台、第二展望台に訪れる機会に恵まれたので、今回は東京スカイツリ―の特集とします^^
TOKYO SKY TREE
祝開業! 東京スカイツリ―タウン

▲首都高速中央環状線 平井大橋付近にて撮影 2011.02.25
![]() ▲ANA NH853便機内より撮影。 2011.01.10 | ![]() ▲東京国際空港より撮影。2012.05.25 |
![]() ▲ライトアップ「雅」。押上駅前駐輪場付近にて。 2012.06.01 | ![]() 2012.05.27 |
「東京スカイツリ―」の定義
ひとことに「スカイツリ―」といっても林立する施設は様々。
押上、業平橋地区一帯に広がるスカイツリー関連施設の総称を「東京スカイツリ―タウン」といい、
この「東京スカイツリ―タウン」の中に、商業施設「東京ソラマチ」、電波塔「東京スカイツリ―」、
オフィスビル「東京スカイツリーイーストタワー」が含まれている、という施設構成になっています。

ただ、実際に行ってみるとわかるのですが、建築物は全て複合的に建設されているのでどこまでが「東京ソラマチ」なのか、もしくは「東京スカイツリ―タウン」なのか曖昧としていてわかりづらい構造になっています。
下に図を示してみました。

一番分かりにくいのは、「東京ソラマチ」。恐らく、スカイツリ―を除く商業施設全てを便宜的に「東京ソラマチ」としたかったために、「建物はソラマチではないけれど中の店舗はソラマチ」という場所が多々あります。
参考までに、各エリアの運営・管理主体を見てみても、この一帯が複数の事業者によって手がけられていることがよくわかります。
施設名称 | 運営者(実質管理者) |
東京スカイツリータウン | UR都市機構など |
東京スカイツリ― | 東武タワースカイツリ―株式会社 |
東京ソラマチ | 東武タウンソラマチ株式会社 |
東京スカイツリ―イーストタワー | 住商ビルマネジメント株式会社 |
とうきょうスカイツリ―駅 | 東武鉄道株式会社 |
このたびは、東京スカイツリ―タウン全域において詳細にわたり見聞したので、
東京スカイツリー・東京ソラマチ・スカイツリ―タウンのその他のエリア・周辺地域の4回に分けて記事にします^^;
第1回の今回は「東京スカイツリー編」です!
東京スカイツリ― (地上施設)
TOKYO SKY TREE 電波塔/展望施設
※このページでは「建築物」としてのスカイツリ―を記述するという観点から、下層階から順に掲載していますが、実際の観覧順路とは異なります。
●1F
![]() ▲東京スカイツリーの一階は「団体フロア」。バスの乗降場所が一階にあることから、一階の全域が団体客の利用を想定したつくりになっている。ただ、個人客が一階を往来することも当然可能である。写真は団体チケットカウンター。 |
![]() ▲団体用記念写真撮影スペース。スカイツリーの外において、団体客が大勢で記念写真撮影するスペースが確保しにくいことから設けられたものと思われる。 |
![]() |
![]() ▲上で紹介した写真撮影スペースや「隅田川デジタル絵巻」を通過し、団体客が展望台へ向かうエレベーターへ向かう最後の行程で通る場所がこの場所。ガラス張りでスカイツリ―の鉄骨を間近で見ることができる。 |
![]() |
●2F/3F
東京スカイツリーの2階、3階は「東京ソラマチ」の「Tower Yard」として飲食店や雑貨店が入居している。
このため、このたびの記事では割愛する。
●4F
![]() ▲個人客用に設けられた4階入口。スカイツリ―アリーナに面していて、混雑時にはアリーナに並ばせることもできる。 | ||
![]() ▲チケットカウンター前のスペース。現在のところ展望台へのチケットは完全予約制をとっているため混み合うことは少ないが、7月以降は当日チケットを購入できるため大幅な混雑予が想され、スペースはかなり広く確保されている。 | ||
![]() ▲チケットカウンター | ||
![]() ▲チケットカウンターのチケットを置く皿。 カウンターに埋め込まれている。 | ![]() ▲展望台行きエレベーター前ゲート。かばんの中をチェックするセキュリティ検査が行われる。 | |
![]() ▲出発ゲート。セキュリティー検査通過後、チケットに印字された二次元バーコードをタッチしてエレベーターホールに入場する。 | ![]() ▲第一展望台行きエレベーター。エレベーターは全部で4基あり、内装はそれぞれ春夏秋冬の模様が施されている。写真は「春」。 |
●5F
![]() ▲スカイツリ―公式グッズ販売店「THE SKYTREE SHOP」。展望デッキからの到着ロビーを出たすぐの場所にある。5階には到着ロビーとこの売店を除いて他に施設はない。 |
東京スカイツリ― (展望施設)
TOKYO SKYTREE 電波塔/展望台
●フロア340
![]() ▲340m真下が見える「ガラス床」。 二層構造で外側のガラスと内側のガラスは1m以上離れている。 | ![]() |
![]() ▲ガラス床からの眺め。仮にガラスを突き破って自由落下したとしても、地面に激突するまでは10秒もかかる ^^;(※体重53kgの人が空気抵抗中で340m落下する場合を計算) | ![]() ▲ガラス床から見た「ソラマチ広場」。人が小さく見える。 |
![]() ▲ライトアップ時のガラス床からの眺め。 | ![]() ▲フロア340には窓に近接して座れる場所がいくつか設けてある。 |
![]() | ![]() 「東京スカイツリー」を中国語に直訳すると「東京天空樹」。しかし、「東京天空樹」という中国名の商標登録を先にとられてしまったたっめ、中国語表記は「東京晴空塔」になっている。 |
![]() | ![]() 第一展望台の各フロアは上から下に行くのが基本順路なのでエスカレーターは下りしか設置されていない。ただ、階段を使えば各階を自由に行き来できる。 |
![]() ▲フロア340から東京ゲートブリッジを撮影。フロア340は室内照明が明るい箇所が多く、夜撮には不向きに感じた。 東京ゲートブリッジは、スカイツリ―から距離があるためガスがかかりやすい昼間より夜のほうが撮影しやすい。 |
●フロア345
![]() ▲展望デッキ唯一のレストラン 「Sky Restsursnt 634」の入口。自身は展望デッキの予約はできたものの、レストランの予約はできなかったので入口しか撮影できず…w | ![]() ▲展望デッキの「THE SKYTREE SHOP」。展望デッキ限定品が数多く販売されている。フロア345で品切れになると、商品の受け取りだけ地上5階のショップになることがある。 |
![]() ▲「THE SKYTREE SHOP」の入場制限。自身がスカイツリ―を訪れた中で、並んだ時間が一番長かったのがココ... 20分並んだw | ![]() |
![]() ▲ディスプレイされているソラカラちゃんに、ガラスに反射した展望デッキからの眺望を写し込んで撮影w | |
![]() | ![]() |
![]() ▲フロア345からの夜景。浅草・皇居方面を撮影。 |
●フロア350
![]() ▲フロア350展望エリア。天井が高く、全部で5フロアあるスカイツリ―の展望台フロアで一番開放的である。床面積も一番広い。 | |
![]() ▲外から見ても、フロア350が最も天井が高く広いのは一目瞭然w | |
![]() ▲江戸一目図屏風(えどひとめずびょうぶ)。江戸時代に鍬形斎(くわがたけいさい)が描いた屏風の構図が偶然にもスカイツリ―からの眺望に酷似している、という理由で展示されている。 | ![]() |
![]() ▲天望回廊(第二展望台)チケットカウンター。展望回廊のチケットは展望デッキ(第一展望台)フロア350でしか購入できない。 | |
![]() | ![]() |
![]() ▲フロア350からの新宿方面の眺望。都庁や東京ドームが見える。 | |
![]() ▲フロア350から見えた墨田区立横川小学校の運動会。「大玉わっしょい!」という名前の大玉ころがし競技^^ 赤組が優勢かなぁ? 因みに運動会そのものは赤組の勝ちで閉幕したらしい。 | |
![]() | ![]() |
●フロア445(天望回廊)
第二展望台は「フロア445」と「フロア450」の二階層になっていますが、外周を囲む通路「天望回廊」は、傾斜によって徐々に階層を増していくためどちらのフロアにも属しません。ここでは「天望回廊」が「フロア445」に面している距離のほうが長いことから便宜的にフロア445として記述します。
![]() ▲第一展望台と第二展望台を結ぶエレベーター。天井がガラス張りになっていて、上昇の様子がうかがえる。 | ![]() ▲回廊部分があるためフロア445の案内板が「フロア445-フロア450」という構成で書かれている。因みにフロア450と445で立体的に重なる場所は450が描かれていない。 | ||
![]() ▲天望回廊。一周で5mの高さを登ることになるが、実際登ってみるとさほどに傾斜を感じない。 | |||
![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
▲いたるところに描かれている「ソラカラちゃん」をたどっていくことで、ソラカラポイントまであとどのくらいなのかがわかる。 |
![]() ▲天望回廊から第一展望台を見下ろす。地上から見ると第一-第二展望台の距離はさほどにないように見えるが、天望回廊は100m高い場所に位置しているので見下ろすとかなり距離を感じる。 | |
![]() ▲天望回廊に置かれている消火器。このYA-10Xという消火器の基本デザインは赤色。天望回廊のデザインと調和させるために白色にしたものと思われる。 | ![]() ▲第一展望台の上部に設置されている白色航空障害灯。衝突防止などの観点から航空機に建物の存在を示すための発光器である。因みに高層ビルには赤色灯が用いられるため、白色灯を間近で見る機会はスカイツリ―の様な「鉄塔」に登った時ぐらいである。 |
![]() ▲天望回廊の看板。天望回廊に限らず言えることだが、スカイツリ―の案内表示は全般的に立体にする傾向がある。写真のものも、青いロゴの部分が盛り上がっていて、触ると形が分かるようになっている。 | ![]() |
![]() | ![]() |
▲夜になると足元で発光するフットライト。夜景の明るさを際立たせるためか、天望回廊において夜間に発光するのはこのライトだけである。このため、夜景の撮影環境はスカイツリ―の中で天望回廊が最も良い。 |
![]() ▲窓際上方の空調。効きがいいのでずっと窓側にいるとかなり寒いw | ![]() ▲天望回廊の終着点から始点が見える。 |
![]() ▲日没直後の浅草方面。 | |
![]() ▲天望回廊の最大の欠点は、ガラス一枚の大きさが小さく広範囲を写すと柱が写りこんでしまうこと... 手前に柵があるのでガラス近づいて撮ることもできない^^; |
●フロア450
![]() ▲天望回廊を登りきるとフロア450に到達するが、ソラカラポイントまではまだ上にのぼる。 | |
![]() | ![]() ▲ソラカラポイントの窓ガラスに浮かび上がる文字。原理がどうなっているのかその場でつきとめることはできなかったw プロジェクターらしきものはどこにも見当たらない^^; |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
チケット

▲上二つが天望回廊(第二展望台)の入場券。下二つが展望デッキ(第一展望台)の入場券。
見て分かる通り、同じ所の入場券でも絵柄は複数パターンある。絵柄の左にある二次元バーコードを入場ゲート改札機にかざすことによって中に入ることができる。
因みに7月までの予約期間のチケットには「日付指定」と「日時指定」の2パターンのチケットが存在する。
パンフレット

▲チケット購入者に配布されるパンフレット。ソラマチで配布されている新聞潮のものとは異なる。
フロアガイドをメインにアクセスマップなどが掲載されている。
東京スカイツリー観覧Q&A
~行く前に気になっていたけど、調べつくしても実際行ってみるまで分からなかったこと~
Q.夜景と昼間、両方見たいけど展望台の再入場ってできるの?
A.できません。もし両方見たい場合は夕方入って日没を待つか、チケットを再購入するしかありません。自身は14時30分に入場して19時42分まで上で粘りました(笑) 日没を第二展望台で見れば、夜景/昼景を第一・第二の両方の展望台で見ることができます。
Q.フロア345からフロア350に戻ることってできるの?
A.できます。なので、第二展望台から降りてきた後にもう一度フロア350にいってチケットを再購入すれば、もう一度第二展望台に行くこともできます。ただし、345から350へ戻る場合は階段しかありません。
Q.天望回廊って逆走できるの?
A.できます。ソラカラポイント(450m)までいってから天望回廊の始点(445m)まで下ることもできます。警備員さんやスタッフが巡回していますが、逆走していても何も言われません。ただし、混んでいるときに逆走すると迷惑になるので気を付ける必要があります。
近日公開予定
祝開業!東京スカイツリ―タウン ~東京ソラマチ編~
※記事投稿時、SNSへの投稿は行いません。予めご了承ください。
QSL(交信証明書)
アマチュア無線で相手局と交信したときに互いに交換する交信証明書(QSLカード)。
今回は、これまでにデザインした自身のアマチュア無線局JG1QOWのQSLカードを紹介します。
※この記事はアマチュア無線家でない方には分かりにくい内容が含まれています。
そのため、記事の下部、「続きを読む」に用語解説を加えました。「※」マークの番号を参考にご参照ください。

▲Design 0001 ▲Design 0002
函館在住時に発行していたQSL。300枚程度発行しました。 現在、私の局のノーマルタイプのカード。
写真は大さん橋で自身が撮影。
開局した時から8エリア(北海道)にいたため、/8のカードを先に制作してました。
開局した段階で、間もなく横浜の実家に戻ることは分かっていたので1エリア(関東地方)のコールサインを申請したのですが、北海道のある無線家の方に、「8エリアのコールサインの方が人口少ないから永久版だよ。」と言われて8エリアのコールも取っとけばよかったかなぁ、なんて後から思ったりもしました。※1
◂Design O001
函館在住時の無線家の仲間が「函館市の全町移動したい」という希望あって、私が最初の39町を、学校で待機して交信のお手伝いしたときに発行したオリジナルカード。
39枚同じカードではつまらないだろうということで全て異なるデザイン…
因みに、函館市内に町は全部で164町あります。
※2
◂Design K001
今年(2011年)8月から発行している7MHz運用開始記念カード。
函館にいるときは丘の上でダイポールアンテナ張ってたのでコンディション良く7MHzは出ていたのですが、
横浜の自宅でいざHFをやろうと思っても敷地の問題でダイポールが張れず、モービルホイップを購入して、アンテナアナライザーで調整して、などなど時間を要して先月やっと7MHz出れるようになりました。
10月までの間、当局と交信された局にはこのカード差し上げますw
※3
自身がデザインしていたクラブ局のカードもちょっと紹介。
部員が2人とか3人とかのクラブ局だったので、基本QSLはオペレーター各自でデザイン、発行、ときどき借用、っていう感じでした。右のQSLのロゴマーク、球体の中にコールサインの「YCI」をいれてますw
デザインはWindowsのペイント、Microsoft Word、フリーソフトのJTrimというのを使用してます。
QSLの未着、印刷が汚いから再度送付してほしい!などなど随時受け付けます。
お問い合わせはjg1qow@jarl.comまでお願いします!
今回は、これまでにデザインした自身のアマチュア無線局JG1QOWのQSLカードを紹介します。
※この記事はアマチュア無線家でない方には分かりにくい内容が含まれています。
そのため、記事の下部、「続きを読む」に用語解説を加えました。「※」マークの番号を参考にご参照ください。

▲Design 0001 ▲Design 0002
函館在住時に発行していたQSL。300枚程度発行しました。 現在、私の局のノーマルタイプのカード。
写真は大さん橋で自身が撮影。
開局した時から8エリア(北海道)にいたため、/8のカードを先に制作してました。
開局した段階で、間もなく横浜の実家に戻ることは分かっていたので1エリア(関東地方)のコールサインを申請したのですが、北海道のある無線家の方に、「8エリアのコールサインの方が人口少ないから永久版だよ。」と言われて8エリアのコールも取っとけばよかったかなぁ、なんて後から思ったりもしました。※1

函館在住時の無線家の仲間が「函館市の全町移動したい」という希望あって、私が最初の39町を、学校で待機して交信のお手伝いしたときに発行したオリジナルカード。
39枚同じカードではつまらないだろうということで全て異なるデザイン…
因みに、函館市内に町は全部で164町あります。
※2

◂Design K001
今年(2011年)8月から発行している7MHz運用開始記念カード。
函館にいるときは丘の上でダイポールアンテナ張ってたのでコンディション良く7MHzは出ていたのですが、
横浜の自宅でいざHFをやろうと思っても敷地の問題でダイポールが張れず、モービルホイップを購入して、アンテナアナライザーで調整して、などなど時間を要して先月やっと7MHz出れるようになりました。
10月までの間、当局と交信された局にはこのカード差し上げますw
※3
自身がデザインしていたクラブ局のカードもちょっと紹介。

部員が2人とか3人とかのクラブ局だったので、基本QSLはオペレーター各自でデザイン、発行、ときどき借用、っていう感じでした。右のQSLのロゴマーク、球体の中にコールサインの「YCI」をいれてますw
デザインはWindowsのペイント、Microsoft Word、フリーソフトのJTrimというのを使用してます。
QSLの未着、印刷が汚いから再度送付してほしい!などなど随時受け付けます。
お問い合わせはjg1qow@jarl.comまでお願いします!
SNS連携動作テスト 結果
本日(8月15日)の午前中、「SNS連携動作テスト」という投稿をいろんなとこに流したので、
何をしてたのか簡単にレポートです。
いままでこのブログの新着記事がSNSに自動的に投稿される経路は以下のようになっておりました。
(矢印の向きは、その機能において可能な連携の方向、○×は各テストにおいて実際に連携できたかどうか、数字は直接の投稿から数えて何回目の連動かを示しています。)
ブログの記事公開も時限式で自動公開される設定にしていたので、時間になればFacebookにもmixiにも投稿されます。

今回は、なんとかGoogle+にも自動投稿できないものかと思いテストしてみました。
使用したのは、Publish SyncというGoogle+とFacebook、Twitterの相互連携ができるというChrome向け拡張機能です。(4日前に公開されたようです)

ところが上図のように、ブログを投稿してもGoogle+には投稿されませんでした。
Publish syncではFacebookにも反応しません。
今度は、Twitterで直接ツイートします。
今度はGoogle+にも投稿されました。Facebookに関しては同じツイートが二つ投稿されました。
今度はFacebookウォールに直接投稿します。

Publish Syncの連携は一次的であればきちんと動作することはこれまでの実験でわかったので(これまでの設定変更とツイートを消すのが面倒なので…)、Facebook→Twitterの設定を切ってテストしました。
これらのことから分かったのは、Publish SyncはFacebookのTwitterアプリやmixiとは違って、二次的な投稿には一切反応しないということです。(英語の説明をきちんと読めばどこかに書いてあるかもしれませんが…)
各SNSの投稿欄に、公開するほかのSNSのチェック欄が表示され、一度選択すると次回投稿時まで選択が保存されているので機能的にはできそうな気がしてましたが、どうも駄目みたいでしたw
RSSを利用した自動投稿ならこうした複雑な経路を構築せずともできそうなのですが、Google+はまだ厳しそうですw
何をしてたのか簡単にレポートです。
いままでこのブログの新着記事がSNSに自動的に投稿される経路は以下のようになっておりました。
(矢印の向きは、その機能において可能な連携の方向、○×は各テストにおいて実際に連携できたかどうか、数字は直接の投稿から数えて何回目の連動かを示しています。)
ブログの記事公開も時限式で自動公開される設定にしていたので、時間になればFacebookにもmixiにも投稿されます。

今回は、なんとかGoogle+にも自動投稿できないものかと思いテストしてみました。
使用したのは、Publish SyncというGoogle+とFacebook、Twitterの相互連携ができるというChrome向け拡張機能です。(4日前に公開されたようです)

ところが上図のように、ブログを投稿してもGoogle+には投稿されませんでした。
Publish syncではFacebookにも反応しません。
今度は、Twitterで直接ツイートします。

今度はGoogle+にも投稿されました。Facebookに関しては同じツイートが二つ投稿されました。
今度はFacebookウォールに直接投稿します。

Publish Syncの連携は一次的であればきちんと動作することはこれまでの実験でわかったので(これまでの設定変更とツイートを消すのが面倒なので…)、Facebook→Twitterの設定を切ってテストしました。
これらのことから分かったのは、Publish SyncはFacebookのTwitterアプリやmixiとは違って、二次的な投稿には一切反応しないということです。(英語の説明をきちんと読めばどこかに書いてあるかもしれませんが…)
各SNSの投稿欄に、公開するほかのSNSのチェック欄が表示され、一度選択すると次回投稿時まで選択が保存されているので機能的にはできそうな気がしてましたが、どうも駄目みたいでしたw
RSSを利用した自動投稿ならこうした複雑な経路を構築せずともできそうなのですが、Google+はまだ厳しそうですw